築130年の面影を残した家づくり

永年住み親しんだ家の面影を残しながらも新築ならではの快適さも実現

S様邸(横須賀市武)

2階の方形屋根を構成する4面の屋根面のうち西側の1面を1階の屋根さまで伸ばした外観がユニークです。和瓦葺きの屋根・リシン掻き落しの壁は、永年住み親しんだ築130年の建て替え前の民家のイメージを残しています。

1階と2階の軒桁同士を結ぶ昇り梁によって、リビングの広い空間を確保しました。構造は安定した構成とする一方、化粧となる構造材が多く、金物を露出させない仕口・継手の工夫を凝らした匠の技の結晶です。オール電化の採用によりエコキュート床暖房とセルロースファイバー断熱効果によりランニングコストの縮減を図りました。

吹き抜けを持つリビングの南面高窓からの冬場の陽光は、北側のダイニングスペースまで届きます。吹き抜けにある4枚引き違い障子は2階個室とリビングをつなぐ腰窓です。

主な仕様

  • 和瓦葺き
  • ソシン掻き落とし(外壁)
  • セルロースファイバー
  • 床暖房
  • オール電化