逗子の閑静な住宅街の通りを歩くと、瓦葺の漆喰の白が綺麗な和風の長井塀が見えてきます。その川沿いの大きな敷地に佇むのがT様宅。外観は和モダンで落ち着きのある左官仕上げとなっています。また、耐震性にも配慮して瓦ではなくコロニアル葺きとしました。以前こちらに建っていた建物は純和風瓦葺の建築で、やはり経年の痛みで建て替えをご計画することになりました。解体した建物から厳選した材料を再利用して、住み継ぐ心も大切にさせていただきました。

大きな敷地の東西南北に突き出た特徴ある平面計画はお施主様の希望をふんだんに取り入れた間取りとなっています。東側に突き出した玄関は8畳ほどの空間を有し、当社自慢の紀州材の柱梁を組上げ、大工の匠の技術が光る、迎の間となっております。そこはまるで老舗旅館の玄関を思わせます。

また、今回のお建て替えのメインイベントにもなりました、敷地内の龍神堂を移設するための工事もさせていただき、参道、鳥居、龍神堂建設を含めてとても良い経験をさせていただきました。

お伺いした際には、龍神様にご挨拶、手をあわさせていただいております。