心地よい風が通り抜ける子供たちの笑顔の絶えない家

<家を建ててから始まる、家族の新しい暮らし>

 都内にお勤めのご主人と育児休業中の奥様、元気な三人の男の子、そしてご主人のご両親の7人暮らしの賑やかな二世帯住宅。横須賀市の丘陵地の一角に立ち、目の前は公園という絶好の立地。遠く長沢の市街地の家々の屋根の向こうには、金田湾の海も見える。以前この場所にはご両親が暮らす平屋の住宅が立っていたが、新築をきっかけにマンションに住んでいた息子家族が同居。昨年には三男も誕生し賑やかな二世帯での生活が始まった。

<木のぬくもりを感じることのできる二世帯住宅>

 竹などが自生する緑豊かな裏山を背に立つ、切妻屋根のシンプルな建物と、ご両親が大切に育てる手入れの行き届いた植栽のある庭が印象的なO邸。家づくりで一番のこだわりは、ご両親と若い家族が、気兼ねなく仲良く暮らすことのできる、木のぬくもりを感じられる二世帯住宅であること。

 

 一階は木の香りと落ち着いた和室のあるご両親の住居、二階には息子世帯が暮らす、天井高のあるのびのびとしたリビングのある空間が広がる。親世帯が暮らす一階と息子世帯が暮らす二階は、お互いの玄関付近にあるスライドドアひとつで繋がっており、子供たちは自由に行ききしている。同じ屋根の下に一緒に暮らす近しい関係であるからこそ、プライバシーへの配慮がなされ、しかし互いの気配を感じながら暮らすことのできる優しい間取りが心地よい。

 

 二階のリビングの公園に面した窓辺には、バーベキューもできるゆったりとした広さのベランダがあり、天気のよい日は家の前の公園の緑越しに、陽射しが映える海を遠景に望むことができる。そしてリビングの大きな窓と、緑豊かな裏山の斜面に面したキッチンの窓には、心地よい風が通り抜ける。家に居ながらにして豊かな自然を満喫することができる絶好のロケーションだ。

<癒しを感じられる陽だまりのある、自然と寄りそう住まい>

 マンション暮らしの頃とくらべて、友人家族を招いてホームパーティーをする機会が増えたと嬉しそうに語る奥様。家族みんなで裸足でリビングにいる時間が増えたと嬉しそうに話すご主人。子どもたちは、家族が集まるリビングや、お気に入りの玩具のある子ども部屋でのびのびと遊んでいる。休日には日当たりの良いリビングのソファでくつろいだり、癒しの感じられる陽だまりのある窓辺に寝転んだり、一日中裸足で暮らせるリゾート地の別荘のような住宅になった。

 

 リビングの中心に据えられた、自然の木のような枝振りがあるヒノキのこぶし柱は、この家のもうひとつのこだわりだ。家族のそばにいつも寄り添うように立つこの柱は、この家の大黒柱のような存在であると同時に、子どもたちが木登りをする絶好の遊び場にもなっている。ご両親が手塩にかけて育てる手入れのゆき届いた庭を、窓から見おろすことができる二段ベッドのある子供部屋は、今は広めのワンルームとなっているが、将来子供たちの成長にあわせ間仕切りをすることで、個室とすることも計画している。丈夫で長持ち、耐久性の高い無垢の木材を贅沢に使った家だからこその安心安全、そして家族の長いライフサイクルに対応する家だ。

 

 窓から降り注ぐ太陽の陽射しが無垢板のナチュラルな床を照らし、海からの心地よい涼しげな風が部屋のなかを通り抜ける家には、子供たちの元気な声がいつでも絶えることがない。そんな家族の生活をのびのびとした家が支えている。子供たちの成長を優しく見守る木の家である。